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細胞たちは偉い

私の体の細胞たちは常日頃から働いてくれていますが、今までに彼らの不平を聞いたことがありません。

しかも、細胞たちはうまく成長できない出来損ないになっていることもあります。正常ではない場合「オートファジー」機能を発揮してエラーの除去や再利用により私の生命を維持させてくれています。

細胞にとっての栄養不足や何かのストレスに遭遇すると、これまた「オートファジー」機能を発揮して細胞自らを守ろうとしているそうな。

細胞が持っているオートファジー機能が障害を起こしてしまうと、細胞たちは壊れてしまい病気になってしまうこともわかり始めています。

特に、神経細胞でオートファジーが損なわれると除去されるはずの物質が溜まった状態で細胞が生き続けてしまい、とんだエラーを起こしてしまうそうな。


具体的なエラーとは認知(記憶、判断・計算・理解・学習・思考・言語)といったヒトの機能のことを指します。

 

改めまして、皆様こんにちは、はり灸こんどうです。

今回は前振り無しで内容に入っております。原文はこちら


私的解釈が多々入っておりますので決して鵜呑みはされないようご注意ください。

このオートファジー機能が壊れることで認知機能に障害が発生する例が発見されました。

さらに、オートファジー機能障害を修復することで認知機能を回復する例も見られました。

すべての認知機能がオートファジーに関わっているわけではありませんが、一例としてでも回復例があるのはうれしい知らせです。

 

私はエラー状態になると

「まさか私が」、

「いやいや大丈夫っしょ」、

「重病なのでは?」といった感情が入ってしまいます。


キュブラーロスさんの死の受容過程ではありませんが、

否認→怒り→取引→抑うつ→受容

の5段階を経てようやく認める(受容)段階に入れます。

細胞に感情があるかはわかりませんが、困ったときには粛々と文句も言わずにオートファージに専念してくれているのね。

ありがとう我が細胞たちよ。

 

エラーの際には感情に流されず、「オートファジー、オートファジー」と念仏を唱えるがごとく粛々とエラーの修正ができる人でありたいと思った次第です。


なんと頼りになるオートファジー。

皆様も素敵なオートファジーライフを!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。