近藤 史生(こんどう ふみお)
私は16歳の頃から頭痛持ちでした。
頭痛の発作が起きると何もできず、じっと耐え悶えるだけでした。
30歳の時、仕事に支障が出たため病院を受診すると群発性頭痛と診断を受けました。
服用された薬で症状が治まる時もあれば、治まらない時もありました。
鍼灸の資格を持っていましたので、この症状に対する鍼灸治療はできないものかとチャレンジしていましたが、頭痛の激しさに気力を奪われ薬と時間に任せていました。
前兆と思えるときに気力を絞り反応のありそうなツボを探っていると、スーッと頭痛が治まることがありました。
これは一体どういうことか。
そこから私の臨床に対する思いが一層深くなりました。
『必ず、どこかにツボがある』
その信念をもって日々研鑽を積んでいます。
有効なツボを導き出すためには、思考の時間も必要となります。
最適なツボを探すのでどうしても時間がかかってしまうこともあります。
その点はご了承ください。
症状、検査、問診から分析によりとっておきのツボを見つけ続けていきたいと思っています。
頭痛経験者だから書ける本音を記事にしています。
1998年 | はり師きゅう師免許取得 明治鍼灸大学卒業 |
2003年 | 福岡大学大学院修士課程修了(体育学修士) |
2004年 | 鈴鹿医療科学大学助手 |
2007年 | 福岡医健専門学校鍼灸科 専任教員 |
2008年 | 福岡医健専門学校鍼灸科 学科長 |
2018年 |
治療院開設 福岡医健・スポーツ専門学校 講師 |
2019年 |
福岡県立柏陵高校 アーチェリー部ボディメンテナンス |
2020年 |
はり灸こんどう 変更移転 福岡医健・スポーツ専門学校 専任教員 |
2022年 | 福岡県立特別支援学校 講師 |
教育に関わって、学生が伝えたいことがうまく伝えられないもどかしさを気づくことができました。
それい以来「こう受け取ったのだけど、伝えたかったことと同じかな?」と確認するようになりました。
痛みや悩みを抱えている患者さんも、もどかしさを感じながら施術を受けていることに思い至りました。
伝えたいことを聞き取る、その思いを持って施術しています。
自転車仲間のラジオ番組(podcast)に出演しています。
その名も「Dancing FM」
プロライダーも出演するインターネットラジオです。
おすすめ回はこちらです。
作業のお供にお聞きください。
鍼についてのお話しはこちら→「スポーツと鍼」
好きな書籍
・夜と霧(アウシュビッツから生きて出られた学者のノンフィクション作品)
・隠蔽捜査シリーズ(原理原則を教えてくれた作品)
・サクリファイス(自転車ロードレース作品)
・釈尊 = 釈迦 = 仏陀 = ゴーダマ・シッダルタ(生きる智慧を教えてくれる)
・中村元氏関連(深い教養と優しい文章がにじみ出る作品多数)
好きなスポーツ
自転車ロードレース
・英彦山サイクルタイムトライアル:46分05秒
・3時間耐久ロードレース:平均33.16km/h
・椿ヶ鼻ヒルクライム:44分39秒
・阿蘇パノラマラインヒルクライム:37分17秒
ラグビー(2019年WORLD CUP RUGBY Nippon ボランティア参加)
ボクシング(卒業生のプロデビュー戦、ダウン後の逆転勝ち!会場で泣く)
学会活動
2021年セイリンオンラインセミナー(薄毛対策)
2021年山口県鍼灸マッサージ師会(温灸器セミナー)
2018年 176回福岡県鍼灸治療学会
鍼刺激が与える頭皮、毛髪への影響について
2017年全日本鍼灸学会学術大会(東京)学生ポスター発表指導・優秀賞
「薄毛に対する鍼治療の影響」
施術の一部(51秒)
からだが変わると笑みがこぼれます。
腹部の温度には温度差があり、冷えている部分を温灸器で施術することでお腹のゆるみの変化を観察し考察しています。
下痢や便秘でお困りの方は是非ご相談ください。
NHK大分放送局(椿が鼻ヒルクライム)・NHKBSー1(チャリダー愛車写真)・鍼灸柔整新聞(毛髪への影響について)・セイリン社オンラインセミナー(薄毛に対する鍼灸治療)・山口県鍼灸マッサージ師会渉外研修会講師(眼精疲労・難聴・薄毛対策)
臨床に必要なのは治すという技術だと思います。
治すためには、術者自身の見極めも必要です。
この稽古では、術者の目、手、感覚を研ぎ澄まします。
研ぎ澄ました体で患者さんに触れるとツボが分かってきます。
一見魔法のような施術は術者の技術と感覚がとても大切です。
その技術と感覚を習得する稽古です。
はり灸こんどうは、Sparkle Oita Racing Team (スパークルおおいたレーシングチーム : 自転車ロードレースチーム)を応援し
スパークルおおいたレーシングチームは、プロロードレースの"チーム運営"
選手たちが、レースで勝つための練習(体調管理含む)、レース運営(自治体との連携)、ファン交流(
そして強い。
イベントで一緒に走る、
そんな選手達がゴールラインを
"風穴"と書いたのは、
つたない文章では伝えきれませんが、選手としてだけではなく、チーム、レース、ファン、地域、健康を大切にしている、それがスパークル大分レーシングチームです。