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鳥も走る12月慌てる心に鍼灸を

鳥の歩行姿からいろいろと浮かんだカラダのことを記したブログです。
いつの日かどこかの誰かの何かに役立てれば幸いです。

 

さて、ハクセキレイという鳥をご存知でしょうか。

目にも止まらぬ速さで一歩一歩を繰り出せる鳥です。

それはもう走ると言っても良いくらい一歩一歩が速い。

 

スズメは歩くというよりも両足で跳ね

カラスの歩きはおっとりゆっくり一歩ずつ

ハトの歩きは首を前後に一歩ずつ

 

鳥類といっても歩き方はそれぞれです。

皆様こんにちは紺堂はりきゅうつぼ治療院です。

 

本年プロ選手を引退したイチローさんと稲葉さんの対話の動画がありました。

 

この動画では、自分の骨格が機能を維持できる以上の筋力は不要ではないか!?

ということを経験から照らし合わせて仰っていました。

(筋トレが無駄とは言っていませんので勘違いされないように!!)

 

話は鳥に戻ります。

 

鳥類最速はダチョウと言われています。

ダチョウの歩幅は3mほどになり、人で言うとストライド走法(歩幅長め)、

ハクセキレイはピッチ走法(歩幅小さめ)となります。

 

もちろん速度は全く違います。

でも、足の指で地面を捉えて走るという骨格の使い方は同じです。

 

鳥の足って細いよなぁと思われたことありませんか。

あの部分は「跗蹠骨(フショコツ)」といって、人で言うと足の甲にある中足骨と足根骨が癒合したものです。

 

鳥たちは指で地面を捉え、足の甲で身体を支え、カカトとスネで立っているように見えるのです。

もちろん太ももはあり、翼の中に隠れてます。

かなり太いです。

尻か?と思うほどに大きいです。

 

ハクセキレイもダチョウも跗蹠骨付近にはそれほど筋肉は付いていません。

関節を支える靭帯と筋肉の延長にある腱だけです。

筋肉がないため、鳥の足は軽いのです。

 

ハクセキレイは体重が軽いため、支える靱帯と腱も細く足自体がとにかく軽い。

ダチョウの体重は150kgほど、支える靭帯と腱は丈夫にするため足は重め。

 

足の軽いハクセキレイは回転を速くできるためピッチ走法を採用したのでしょう。

足の重いのダチョウは、回転よりも一歩一歩の距離を長くするストライド走法を採用したのでしょう。

 

もしも、ハクセキレイがもっと早く足を動かしたいと筋力をつけるとどうなるか!

体重が重くなり、細い靭帯や腱では支えられなくなって捻挫や脱臼を起こしてしまいます。

 

これこそがイチローさんが言っていたことではないでしょうか。

 

機能を向上させるためのトレーニングは

骨格の負担を越えてはならない!

 

2019年の治療院の〆の言葉にしたいと思います。

 

以上、ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

 

12月は師走とも言います。

師も走るほど忙しい年末。

その走りはストライド?ピッチ?

もしかすると、一人一人の骨格や筋肉のつき方で天性の走り方は決まっているのかもしれません。

 

「筋肉は長くなるとパワーは増すが収縮に時間がかかる。

短い筋肉を連動させた方が早い動きが可能となる。」

 

このお話は2020年のパフォーマンスを上げたいサイクリストのトレーニングのヒントになるでしょう。

現在、ポッドキャストというネットラジオに時々ゲストとして参加しております。

そちらで解説できる日が来ないかなぁと勝手に妄想を広げ、

一人ほくそ笑みながら2019年を終えようとしています。

 

本年も当ブログほぼ週に1回ずつお送りすることができました。

ひとえに読んでくださっている皆様のおかげです。

この場を借りて感謝申し上げます。

くだらない話にお付き合いいただきありがとうございました。

良いお年をお迎えくださいませ。

 

令和2年・2020年もよろしくお願い申し上げます。