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春から秋にかけて仕事以外の履物はだいたい下駄です。

木の感触が心地よく重宝しております。

 

皆様こんにちは、紺堂はりきゅうつぼ治療院です。

 

実家の掃除の手伝いに千葉へ帰省する際も下駄を愛用しております。

下駄の歯の接地面にクッション性の樹脂が張ってありカランコロンという音はほとんどしません。

 

と、下駄の種類を見ていたところ、私が愛用しているのは「右近」という名前になるそうな。

下駄もいろいろあるのですね。

義父が日田の42.195キロウォークの完歩記念品をもらい受けたものです。

 

帰省となるといつもよりも歩く距離が長くなるせいか鼻緒に皮膚が負けてしまいます。

それもこれも、しっかりと足の親指と人差し指に力を入れて歩くため、どうしても擦れやすくなってしまいます。

 

擦れはさておき、足の親指と人差し指がぎゅっと力が入ることで得られる利点がありました。

外反母趾の修復と予防です。

 

靴生活が広がるにつれて外反母趾も多くなったという報告があります。

また、一般的には女性のハイヒールが外反母趾の原因と言われていますが、その根拠はなさそうです。

http://faoj.org/2010/05/01/does-wearing-high-heeled-shoe-cause-hallux-valgus-a-survey-of-chinese-females/

原因ではないが、なってしまうと影響は与えてしまうようです。

 

 

それはさておき、外反母趾。

私の友人も外反母趾でしたが、トレイルランニングを始めてから徐々に親指の付け根の出っ張りが戻ってきた、今ではほとんど遜色ないよ、と話していました。

なんでも、野山を駆け巡るのに靴ではなく専用のサンダルを履くそうな。

どうしてサンダルだと外反母趾の出っ張りが戻るのかを聞いてみました。

 

本人談ですが、外反母趾は足の指の骨(中足骨)が回内してしまっている状態。

足の母指と示指を地面に対してしっかりつまむ意識で走り続けると中足骨の回内が元の位置に戻っていったのではないか、と推測していました。

 

この例を検討してみるとまんざらでもなさそうです。

しっかりと力が入るのが指だけかと思いきや、足首を下げる(アクセルを踏む)動きに関わる筋肉を使うことで偏平足を防ぐ効果もあります。

 

偏平足というと足の裏の ”つちふまず” が小さく見える足と思われますが、足の舟状骨が内側に落ち込んだ状態といった方が正確です。

内くるぶしとは別の出っ張りが内側に落ちてしまっている足です。

内側に落ちてしまう原因としては、過度の肥満、靱帯のゆるみ、筋力低下があげられます。

 

 

自分でできる対策がないわけではないので、一度ふらりとお立ち寄りいただければご説明いたします。

偏平足についても、鼻緒のついた履物で対策する方法があります。

 

とはいえ、絶対ではないのがヒトのカラダ。

そして、変形を伴っている場合は一回で何とかなるという訳でもありません。

地道な努力も必要です。

どんな努力なのか興味がある方は是非ご連絡ください。

 

山伏などの歯の長いものを足駄、歯の短いものが下駄として扱われておりました。

駄というのは上級の反対側と言いますか、駄目であったり良くないものを意味を持っておりますが、人のからだにとっては下駄は上級として取り扱いたいです。

これを読んでくださっている方で下駄愛好家の方がいらっしゃれば、大いに広めていきましょう。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

皆様も素敵な履物で健康的な生活をお過ごしください。

 

写真は阿蘇の大観峰で震えて日の出を「右近」とともに待つ姿です。