転

先日、仲間と共に夕餉として福岡市でフレンチを楽しんでいた時のこと。

ワインをグラスで転がす（回す）とホントに味と香りは変わるのか！

という話になり、さっそく試してみることに。

ワイングラスを転がす前に香りと味見、ワイングラスを転がして香りと味見、談笑しながら転がし続け香りと味見。

試したところ、転がす前と転がした後ではなんかちょっと違う！

あれ、これ、面白い。

皆様こんにちは、紺堂はりきゅうつぼ治療院です。

ワイン愛好家にとっては当然のことなのかもしれませんが、私にとっては新鮮でした。

帰って早速調べてみると、空気に触れることで味がまろやかになり、ワイン界隈では「ワインが開く」と言うそうな。

隠されていた香りと味が現れたようにも思えるので、ワインが開くとは美味い表現だなぁと感心しながら参考サイトを読みふけっておりました。

転がすのは2,3回で良い！ともありました。

他のサイトには転がす回数を変えて調べた熱心な方もいらっしゃいました（サントリーさんリンクします）。

ワインにもよりますが、20回程度転がして美味しく感じたようでした。

とはいえ、私の場合、談笑しながらずっと転がし続けていてもそれなりに香りと味は変わっていったようにも思いました。

香りはプワァッと広がる感じで漂ってくれて、味はどんどんまろやかな感じがしたように思います。

となると、ほかのアルコール飲料はどうなのか！

読みふけったどこかのサイトに「ワイングラスで日本酒を楽しむ方が増えている！？」という記事が。

今回頂いたワインは転がすことで空気と触れて香りと味が変わりましたが、すべてのワインが変わるわけではないようです。

他のアルコール飲料でも同じことが起きるのか、という疑問が湧きました。

ということで、試してみました。

用意したのは、葡萄酒器と頂いた日本酒。

葡萄酒器は、頂き物で洋物のお酒を頂く時だけ使っておりましたが、今回は日本酒に使用してみます。

日本酒は、2018年に水害にあってしまった蔵元のお酒。

蔵元のサイトに行くと日本酒用のグラスもありました。

これは蔵も認めるグラス飲みなのかもしれません。

で、試したところ、、、

なにこれ、違う！

笑っちゃうほど、というと大げさですが、ニヤつく程度に味が変わります。

私は、お酒は給水というイメージでガブガブ飲むタイプ。

アルコールの種類や銘柄にはこだわりはありませんでした。

酒蔵関係者の方ごめんなさい。

今日から改めます。

これ違う！

香りは、和らぐ気がしました。

味は、転がした後ではすっきりしたシャープな感じに変わりました。

日本酒と言えば、お猪口！というこだわりのある方もいらっしゃると思います。

お猪口だと空気と触れ合うのが少ないため香りが出にくいそうです。

そのため、口の広いグラスの方が良いです。

もちろん、燗にしてしまえば間違いなく香りは漂う事でしょう。

日本酒を飲む機会のある方、是非お試しください。

話のタネにお酒を転がし、意外な変化を酒の肴に、話もお酒も好くすすみ、笑い転げる宴の足しになれれば幸いです。

ワイン同様、転がしてもあまり変わらない日本酒もあるとは思いますので、そのあたりも楽しみながらいろいろな発見をしていただくと面白いかと。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

皆様も、一丁試してみようかな☆というネタがありましたら是非チャレンジしてみてください。

面白い発見があるかもしれません。

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